役場での窓口業務の質を向上させようと、青森県東北町で、町長や若手職員が住民の立場で窓口を利用する体験調査が行われました。

東北町役場で25日に行なわれた調査には、長久保耕治町長や若手の職員など約30人が参加し、転入や出生、お悔やみの手続きをグループに分かれて体験しました。

町では、窓口業務を改善して質を向上させようと、窓口の利用体験調査やワークショップなどを行なっています。

長久保町長は、住民役となって職員の指示を受けながら手続きのために担当の課を回ったり、書類を記入したりして、時間がかかることを体感していました。

東北町 長久保耕治町長
「色々なところに回らないといけなくてですね、なかなか大変だなと感じました。職員の仕事ぶりは満点だと思いますけれども、色々な利便性を高めることによってサービス充実してやっていければ、職員の皆さんもしっかりとした笑顔でね。対応してくれるんじゃないかと思います」

体験の内容は記録係がまとめ、職員の対応に問題はなかったかふり返っていました。

東北町では、今回の調査結果をアドバイザーに分析してもらい、町長や副町長、課長などに報告する会を開いて、窓口業務の質の向上に向けて取り組んでいくとしています。

鄭重声明:本文の著作権は原作者に帰属します。記事の転載は情報の伝達のみを目的としており、投資の助言を構成するものではありません。もし侵害行為があれば、すぐにご連絡ください。修正または削除いたします。ありがとうございます。