開幕を約1か月後に控えたパリオリンピック。青森山田高校を卒業したバドミントン女子の永原和可那選手と近代五種男子の佐藤大宗選手が母校での壮行式に出席して、本番での意気込みを語りました。

※入場短く「パチパチ」およそ1300人の後輩たちが盛大な拍手で出迎えました。母校の青森山田高校で開かれた壮行式で永原選手と佐藤選手は学校の職員や後輩たちに感謝の言葉を述べたあと、生徒たちからの質問に答えました。※生徒は「高校時代にやってよかったことと、これをやっておけばよかったなと後悔していることはなんですか?」※近代五種日本代表佐藤大宗選手「水泳部の練習がきつすぎて、中学校の時は逃げ出していて、そこだけはすごい後悔しています。いま思うとその一日一日を大切にしていたら、もっと世界で活躍できたかな」バドミントンの永原選手は、2大会連続の出場。前回の東京オリンピックでは準々決勝で敗れ、この時の悔しさをばねにメダルを狙います。※バドミントン女子日本代表永原和可那選手「パリ五輪を目指すと決めた時の原動力になったのが、東京五輪での悔しさだったので、その悔しさを絶対に晴らしてきたいなという気持ちでいます」また「フェンシング」、「水泳」、「馬術」、それに射撃とランニングを合わせた「レーザーラン」で総合力を競う近代五種の佐藤選手はオリンピック初出場ながらも去年のワールドカップで銀メダル、今月の世界選手権で9位に入るなど、オリンピックで日本人初のメダルに期待がかかります。※近代五種日本代表佐藤大宗選手「やっとここのスタートラインに立てた。その切符を得て満足ではなくて、全然満足していない自分がいたので、一番いい色、金メダルを目指して死ぬ気で戦って、それを獲って、関係者に恩返しをしたい」後輩たちから花束と元気をもらった永原選手と佐藤選手。国内での強化合宿を経て、来月26日に開幕するパリオリンピックに挑みます。

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