ダイハツ工業が不正なデータを使って国の認証を取得していた問題で、国土交通省は3車種について安全性の基準に不適合だったとして、リコールを実施するよう指導しました。

ダイハツの不正を受け、国土交通省は不正が確認された45車種とエンジン4機種について、道路運送車両法に基づく基準に適合しているか確認を行っていました。

その結果、今年1月に型式指定を取り消した、▼ダイハツ・グランマックス、▼トヨタ・タウンエース、▼マツダ・ボンゴの3車種について、「基準不適合」としました。

「後面衝突時における燃料漏れ防止の基準」の試験で、追突されたときにバッテリーが所定の位置に保持されなかったためだとしています。

国土交通省は、この3車種について速やかにリコールを実施するよう指導しました。

ダイハツは事故の情報は把握していないとしたうえで、「二度と不正を起こさない体制構築に全力を挙げて取り組み、信頼回復に努める」としています。

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