山梨県笛吹市と中央市の太陽光発電施設で銅線ケーブルが大量に盗まれているのが確認されました。
盗まれたのは2000m以上で被害額は3000万円を超え、現場周辺には犯行で使用されたとみられる工具が落ちたままになっていました。
被害があったのは、笛吹市石和町の太陽光発電施設で、21日と24日の2回、施設内に何者かが侵入し、銅線ケーブルを切断して持ち去ったとみられます。
被害にあった施設の管理者:
「くぐって入るのは可能です。防犯カメラも設置してあるけれど、配線を切られて意味をなしてないです」
盗まれたケーブルはおよそ2000mで被害額は2000万円に上ります。
現場周辺には、犯行に使われたとみられる大きなハサミや、ペンチが落ちていて、警察が押収したということです。
被害はここだけではありません。
記者:
「被害にあった太陽光発電施設です。フェンスが切られ、草がなぎ倒されていて、更にはフェンスを切ったとみられる工具が落ちています」
同じ会社が管理する中央市の施設でも24日に銅線ケーブルが何者かに盗まれていることが分かりました。
被害額は1200万円から1500万円にのぼるとみられています。
被害にあった施設の管理者:
「売電額の被害も相当あります。犯人に対して『もうやらないでください』って感じ」
県警によりますと今年に入って県内の太陽光発電施設などで銅線ケーブルが盗まれた被害は5月までに64件で、去年1年間とすでに同じとなっています。
警察は不審な人物や車が施設の近くにいる場合は、すぐ110番通報するよう呼びかけています。
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