山形市の20代男性にSNSで投資に関する嘘のメッセージを送り、現金と電子マネー
合わせて150万円以上をだまし取ったとして、岩手県の27歳の男が逮捕されました。

詐欺の疑いで逮捕されたのは、岩手県北上市のアルバイト従業員、高橋匠容疑者(27)です。

警察によりますと、高橋容疑者は、去年11月8日から12月15日までの間、山形市内に住む20代の男性に「毎月20%必ず出します」などとSNSで投資に関する嘘のメッセージを送り、現金と電子マネー合わせておよそ156万円をだまし取った疑いがもたれています。

被害にあった男性は、インスタグラムに出てきた投資に関する広告サイトにアクセスし、高橋容疑者が運営するオンラインサロンのLINEアカウントなどを登録したということです。

また、高橋容疑者は男性に「タカハシタクミ」と本名を名乗り、メッセージや音声通話で説明していました。

被害男性から相談を受けた警察が捜査を進め、きょう午前、高橋容疑者の自宅で逮捕しました。

こうしたSNSを悪用し投資の名目で現金をだましとる「SNS型投資詐欺」は、県内で今年27件確認され、被害額は1億円を超えているということです。

警察では、組織的な犯行の可能性や、ほかに被害者がいるかも含めて調べを続けています。

「SNS型投資詐欺」での逮捕者は県内で初めてです。

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