ファミレスで見つけた落とし物の財布を届け出ず、横領したとして飲食店従業員の女が逮捕されました。女は警察の事情聴取を受けた後、別の警察に落とし物の財布を拾ったと届け出ていました。

遺失物横領の疑いで逮捕されたのは、浜松市中央区に住む飲食店従業員の女(41)です。警察によりますと、女は2024年3月29日、浜松市中央区のファミレスの待合スペースで、会社役員の女性が置き忘れた現金5万円入りの財布を落とし物として届け出ず、横領した疑いがもたれています。会社役員の女性はファミレスを出た後、財布を置き忘れたことに気づき店に戻ったものの、財布はなくなっていました。

女性から遺失物届を受けた警察は、防犯カメラなどを確認し、5月になってから女に事情聴取を求めました。女は事情聴取を受けた後、捜査を進めていた警察署とは別の警察署に赴き、「財布を拾った」として拾得物届を出したということです。

提出された財布には現金が5万円ほど入っていたはずでしたが、警察が確認したところ、数千円しか残されていませんでした。これまでの取り調べに対し女は「お金はとっていない、入っていなかった」という趣旨の供述をして容疑を否認しています。

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