和牛を香港へ不正に輸出したとして告発です。

 関税法違反の疑いで神戸税関に告発されたのは、兵庫県西宮市で牛肉の輸出・販売などを行う「サンコートレーディング」と社長の男性(76)や、貨物の保管や管理を行う「林兼冷蔵」と元役員の男性(53)です。

 神戸税関によりますと、2社は去年8月と10月、税関に冷凍和牛7300kgと2万6000kgをカンボジアに輸出すると申告したにもかかわらず、実際には香港に輸出した疑いなどが持たれています。

 2001年から狂牛病などの影響で、香港に和牛を輸出する条件が厳しくなっているということです。神戸税関などは2社が他にも和牛を不正輸出していた可能性があるとみて調べています。

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