滋賀県大津市で保護司の男性を殺害したとして保護観察中の男が逮捕された事件で、大津地検は男を6月21日から約4か月間、精神鑑定のため、鑑定留置すると明らかにしました。

 大津市の無職・飯塚紘平容疑者(35)は2024年5月、保護司の新庄博志さん(60)を殺害した疑いが持たれています。

 警察や保護観察所によりますと、飯塚容疑者は5年前、コンビニから現金を奪った強盗の罪で懲役3年、保護観察付き執行猶予5年の判決を受けていました。

 事件当時も飯塚容疑者は保護観察中で、新庄さんから立ち直りの支援を受けていて、事件があった5月24日も新庄さんとの面接が予定されていたということです。

 大津地検は精神鑑定のため、21日から飯塚容疑者の鑑定留置を行うことを明らかにしました。期間は10月21日までです。

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