飲酒運転でひき逃げ事故を起こし、飲酒の事実を隠すために、さらに酒を飲んだとしてアルバイトの男が逮捕されました。

過失運転致傷アルコール等影響発覚免脱とひき逃げの疑いで再逮捕されたのは、広島市安佐南区八木のアルバイトの男(22)です。

警察によりますと、男は今月2日午前2時20分ごろ、広島市中区八丁堀の市道で酒を飲んで乗用車を運転し、停車中のタクシー3台と衝突する事故を起こし、そのうち1台に乗っていた男性運転手(66)にけがをさせたにも関わらず、そのまま逃走したうえ、5分後に西区三篠北町の路上で酒を飲み、飲酒運転の発覚を免れようとした疑いがもたれています。

警察の調べに対して男は「飲酒運転をして事故を起こして逃げた後、飲酒運転を免れるために酒を飲んだことに間違いありません。事故は少し当たった感覚でした」などと供述しているということです。

男に衝突されたタクシー3台のうち、運転手の1人がタクシーで男の車をおよそ3.5キロにわたって追跡。男はその際、車をバックさせてタクシーに衝突させたとして現行犯逮捕されていました(2日付で処分保留)。

男は車から降りると、車内にあった缶チューハイ1本を路上で飲んだということです。

男からは呼気1リットルあたり0.5ミリグラムのアルコールが検出されたということです。

警察は、男の車に同乗していた男性についても、飲酒運転同乗罪での立件を視野に捜査を続けています。

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