長野市議会の最大会派「新友会(しんゆうかい)」の政務活動費をめぐる問題で、新友会は、有権者が参加する会合で、交通費の支給を実費相当分とするほか茶菓子を提供しないことを決めました。

この問題は、新友会が市民との意見交換を目的に市内のホテルで開いている「政策モニター研修会」で、参加者に提供する一人あたり1000円から1500円のケーキセットの代金と、一律3000円の交通費をいずれも政務活動費から支払っていたもので、専門家から公選法違反の寄付行為にあたる可能性が指摘されていました。

新友会の小泉栄正(こいずみ・えいしょう)会長は、きょう、取材に対し、有権者が参加する会合では今後、交通費は実費相当分を支給し、茶菓子は用意せず、飲み物のみを提供することを明らかにしました。

新友会は、きょうの市議会の議会運営委員会で、新たな対応を報告しました。

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