酒田市の施設に火をつけたとして酒田市消防団の副分団長の男が逮捕された事件で、警察は、別の市内の空き家に放火したとして男をきょう、再逮捕しました。

非現住建造物等放火の疑いで再逮捕されたのは、酒田市の無職で、酒田市消防団第1分団副分団長の男(27)です。

男は、先月10日の午後8時ごろから午後10時20分ごろまでの間、酒田市北新町2丁目の空き家に火を放ち、壁や物置などを焼いた疑いがもたれています。

火は、およそ1時間20分後に消し止められ、ケガをした人はいませんでした。

男は容疑を認め「現場まで歩いていった」「仕事や消防団の活動でストレスがあった」などと話しているということです。

焼けた空き家からは、灯油が検出されていて、警察は、男の自宅から数本押収している灯油のようにおいがするペットボトルとの関連を調べています。

男を巡っては、先月30日の夜に、酒田市公園会館の外壁に灯油をまき、ライターで火をつけた疑いで逮捕され、きょう起訴されています。

酒田市内では、今年4月下旬から今月上旬にかけ、不審火が相次いで確認されていて、警察は男との関連も含め、調べを続けています。

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