青森県大鰐町の中心部で住宅など少なくとも18棟を焼いた火災で、火元となった製材所の社長は、青森テレビの取材に対し、出火当時の状況について「従業員が一人で敷地内に置いたドラム缶で木くずを燃やしていた」と話しています。
19日午後0時半ごろ、大鰐町のJR大鰐温泉駅から400ｍほど離れた製材所から火が出て、周辺の住宅や小屋などに燃え移り、少なくとも18棟を焼いて消し止められました。
この火事で、火元となった製材所の社長は、青森テレビの取材に対し、「きのうは昼前から従業員が一人で敷地内に置いたドラム缶で木くずを燃やしていた」と話しています。
このため、20日朝から行なわれている実況見分では、ドラム缶の周辺が重点的に調べられています。
近くに住む人は
「（普段から）木くずとか、ストーブで焚いている煙があがっていた。きのうもその状態だと思っていた」
消防によりますと18棟のうち14棟は全半焼、残る4棟では一部が焼けていて、さらに被害の数が増える可能性があるということです。
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