AI=人工知能やロボット技術を活用した最新設備のリンゴ選果場が青森県弘前市に完成し、落成式典が行われました。

弘前市悪戸に完成したゴールド農園新リンゴ選果場は、総事業費22億円をかけて2022年9月から建設を進めてきました。

弘前市内で行われた落成式典では、宮下宗一郎知事が「本県のリンゴ産業にとって元気になる話題を提供してくれた」と期待感を示しました。

新しい選果場は少子高齢化や人手不足に対応するため、リンゴ業界初のAIによる選果機やリンゴの箱詰め製品をロボットがパレットに積み上げるなどの、最新の設備を備えています。

これにより選果・箱詰めなどが従来の2割増しとなる1日約3000箱可能になると見込まれています。

ゴールド農園 石岡繁行社長
「だんだん人を集めるのが大変になってきたので、できるだけ自動化・機械化していきたいと。現状、選果機に関してはとにかくデータをしっかり教え込ませて、より正確な選果ができればよい」

新しい選果場は9月から稼働し、人手による選果と並行してデータを蓄積し、2025年産のリンゴからAIによる選果を始めることにしています。

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