連日、各地で厳しい暑さが続いています。

暑さ対策で重要なポイントを3つ、お伝えします。

(1)日傘
夏のアイテムとしては定番の日傘。日向で10分間いるとどれだけ体の表面温度が上がるのか。実験してみると、頭のあたりが50℃ぐらいまで上がるんです。

ただ日傘をさすと、日傘の方に温度が高いエリアが広がって、体は守られます。髪やシャツは40℃くらいまで落ち着いてくるんです。

(2)冷たいペットボトル
冷たいペットボトルを手で持つのも効果的だと言われています。これは手のひらなどに、深部体温をコントロールする「動静脈吻合(AVA)血管」があるんですが、冷たいペットボトルをもつことによって、深部体温を下げることができるんです。
冷蔵庫から出したばかりだと、ペットボトルは5℃くらいになっているので、少し出しておいて、15℃くらいになったペットボトルを持つのが、よいそうです。

(3)汗拭きタオル
汗を拭くときは、濡れタオルがおすすめです。汗はそもそも、乾くときに体温を下げる効果があるので、乾いたタオルで汗をぬぐうと、体温が下がらない可能性があります。

一方で、濡れタオルで拭けば、タオルの水分が肌に残って蒸発するので、気化熱で体の熱を冷ましてくれる、というわけです。

ぜひ、実践してみてください。

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