青森県の宮下宗一郎知事は就任以来、1年あまり空席にしていた2人目の副知事に奥田忠雄総務部長を起用する方針を明らかにしました。人事案は20日、県議会に追加提案する予定です。

宮下知事は18日に会見を開き、現在、空席となっている2人目の副知事に県庁内部から人材を登用し、奥田忠雄総務部長をあてる方針を明らかにしました。奥田部長が幅広い部署を経験し、内部の統率力も高い点を評価したといいます。

宮下宗一郎知事
「何よりも私自身と改革の方向性が一致しているということで適任だと判断した。(これからは)人と組織のマネジメントが非常に重要になってくる局面だと思います。私自身で全部働いているわけじゃないので、大いに力をふるっていただきたい」

奥田総務部長は青森市出身の58歳で、1989年に慶応義塾大学を卒業して県職員に採用されたあと、病院局経営企画室長や人事課長などを経て、2024年4月から総務部長を務めています。

奥田忠雄 総務部長
「いま基本計画も新しい計画が始まって、様々な取り組みが進んでいこうとしているので、様々な政策を推進することを支えることが、(副知事の)一番の役割だと感じている」

宮下知事は、20日の定例県議会で奥田総務部長を副知事に選任する人事案を追加提案する方針です。

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