福島第一原発の燃料デブリの試験的取り出しに向けた住民説明会が、原発が立地する福島県大熊町で15日、初めて開かれました。

この説明会は、福島第一原発の廃炉に向けた取り組みについて理解を深めてもらおうと、国の専門機関が6月から始めたものです。
この日は原発が立地する大熊町で行われ、今年8月にも始まる溶け落ちた核燃料=燃料デブリの試験的取り出しの工法の説明や質疑応答などが行われました。

【参加者】「私たちがまた避難するような取り出し方をしてほしくないと思う」

この説明会は今後も原発事故で被災した自治体などで行われます。

鄭重声明:本文の著作権は原作者に帰属します。記事の転載は情報の伝達のみを目的としており、投資の助言を構成するものではありません。もし侵害行為があれば、すぐにご連絡ください。修正または削除いたします。ありがとうございます。