現職の警察官が10年間に渡り手錠、警棒、階級章などの備品を倉庫から盗み続け、フリマアプリで販売、その売り上げは150万円以上…。富山県警は、14日付けで43歳の警部補を懲戒免職とし、同日、富山地検が窃盗などの罪で起訴しました。

懲戒免職となったのは富山県警の警部補・宮崎伸一朗被告(43)です。

県警によりますと、宮崎被告は10年間にわたり県警の倉庫や車庫などから手錠や拳銃入れのほかに階級章や警棒といった備品、およそ70点を盗み、そのうち50点をフリマアプリで販売していたということです。

売上の総額は150万円以上にのぼるとみられ、住宅ローンの返済や生活費に充てていたということです。

宮崎被告は取り調べに対し、「組織に迷惑をかけ、申し訳なく思っている」と話しているということです。

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