梅雨前線の北上で、15日は奄美地方だけでなく、種子島・屋久島地方でも、1時間に50ミリの非常に激しい雨が降るおそれがあります。奄美地方はこれまでの雨で地盤が緩んでいるところがあり、土砂災害に注意が必要です。

停滞する梅雨前線に暖かく湿った空気が流れ込み、奄美地方は大気の状態が非常に不安定となっています。

今月10日の降り始めから5日間の総雨量は、徳之島伊仙町で282.5ミリ、与論町では平年6月のひと月分に匹敵する261ミリに達し、一時、土砂災害警戒情報が発表されました。

15日は、梅雨前線の北上で奄美だけでなく種子島・屋久島でも明け方から夕方にかけて1時間に最大50ミリの非常に激しい雨、薩摩、大隅でも15日の昼前から昼すぎにかけて1時間に最大40ミリの激しい雨が予想されています。

15日夕方までの24時間に予想される雨量は、種子島・屋久島で180ミリ、奄美で150ミリ、薩摩、大隅で100ミリです。

土砂災害、低い土地の浸水などに注意が必要です。

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