JR東海は東海道新幹線に最新の車両「N700S」を追加で17編成投入すると発表しました。この一部が、引退するドクターイエローによる検査を代わりに行うということです。

JR東海によりますと、最新の車両「N700S」は2026年度に4編成、2027年度に7編成、2028年度に6編成投入されます。このうち一部の編成に、きのう引退が発表されたドクターイエローの検査機能が搭載されるということです。

さらに、ドクターイエローにはなかった新たな機能として、走行しながら電線の金具が壊れるなどしていないかを検査する機能や、レールやまくらぎの状態を自動で把握できる機能が搭載されます。

こうした検査は現在、全線で人が目視などで行っているもので、労働人口が不足する中、期待されるとしています。

また、追加するすべての編成には、すでに発表されている個室が導入される予定です。

JR東海は「東海道新幹線の更なる安全性・利便性の向上に取り組む」としています。

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