新潟三大縁日とも称される『えんま市』が柏崎市で始まりました。
初夏の風物詩に、会場は今年も多くの人で賑わっています。

柏崎市で14日始まった『えんま市』。
およそ2キロにわたって露店がずらり。その数およそ450店です。

【記者リポート】
「太陽が照りつけ、立っているだけで汗ばむくらいの柏崎市です。えんま市には多くの人が訪れ、この暑さに負けないくらいの熱気に包まれています」

200年以上の歴史があるとされる『えんま市』は、新潟市の『蒲原まつり』、村上市の『村上大祭』と並び“新潟三大縁日”とも称されます。

柏崎市のご当地グルメ「鯛茶漬け」にジューシーなお肉と、会場に漂うおいしそうな香りに食欲がそそられます。

【柏崎市から】
「この季節がまた来たか。という感じがして楽しいね。おいしいものいっぱい食べようね」

【見附市から】
「これだけ屋台があるのがなかなかないので、すごく楽しい」

柏崎市によりますと、ウイルス禍を経て4年ぶりの通常開催となった去年は、3日間で過去最多の29万6700人あまりが訪れたということです。

【やきそば店の人】
「今年は金・土・日と(開催日が)入っているので、30万人いってくれるかなと思って」
―鉄板の熱さと太陽の暑さと戦いながら?
「水分取りながら、頑張ってお客さんのために頑張ります」

柏崎地域が最大震度6強の揺れに見舞われた中越沖地震からまもなく17年。
復興の象徴地ともされる『えんま市』は、訪れた人の活気にあふれていました。
えんま市はあさって16日(日)まで開かれます。

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