JR東海はドクターイエローの検査を代わりに行う装置を備えた新幹線「N700S」を、2026年度から2028年度にかけて新たに導入すると発表しました。

JR東海は2001年から、700系がベースの検査用車両「ドクターイエロー」を使用し、およそ10日に1回、線路の歪みや電気設備の点検を行っていますが、老朽化を受け、来年1月で引退させることを決めています。

JR東海によりますと、安全性や環境性能を向上させた新幹線「N700S」を2026年度から2028年度にかけて17編成導入するということで、このうち一部の編成には検査用の装置を搭載。乗客のいる状態でドクターイエローの代わりに、点検を行うということです。

レールや枕木の状態を自動で把握する新たな機能などを備えていて、ドクターイエローと同等以上のデータを高い頻度で取得できるほか、作業員の負担軽減にもつながるということです。

鄭重声明:本文の著作権は原作者に帰属します。記事の転載は情報の伝達のみを目的としており、投資の助言を構成するものではありません。もし侵害行為があれば、すぐにご連絡ください。修正または削除いたします。ありがとうございます。