警視庁池袋署は13日、スマートフォン転売グループ内のトラブルで男性をホテルに監禁し暴行したとして、監禁と強盗致傷の疑いで、京都府京田辺市、職業不詳田中祥成(22)、さいたま市大宮区、大学生亀井凱斗(24)ら3容疑者を逮捕したと発表した。

iPhone(資料写真)

 署によると、グループは、X(旧ツイッター)で「転売アシスタント募集」「先輩と買い物に行くだけ」などと買い手を募り、数万円の報酬を渡して販売店で大量のiPhoneを後払い購入システムで買わせた後、買い取り店に転売。買い手には約束していた残りの購入代金を振り込まず、転売収益と報酬の差額を利益にしていたという。  逮捕容疑では、昨年12月29日、東京都豊島区のホテル内に男性(22)を監禁し、暴行を加えてけがを負わせ、カバン(66万円相当)を奪ったとされる。いずれも容疑を否認している。男性がスマホを別のルートで売りさばいて転売収益を使い込んだため、暴行したとみられる。署は指示役がいるとみて調べている。 

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