13日午後、東京電力福島第一原発の構内で、作業員の男性が心肺停止の状態で倒れているのが見つかりました。

東京電力によりますと、13日午後0時43分ごろ、福島第一原発構内の休憩所で協力企業の50代の男性作業員が倒れているのが見つかりました。

作業員は心肺停止の状態で、構内の医師が救急搬送の必要があると判断し、8分後の午後0時51分に救急車を要請、午後1時半すぎ、救急車で医療機関に到着しました。搬送後の容体について、東京電力は「情報が入手できていない」としていて、詳しい状況や原因についても「調査中」としています。

作業員は13日午前10時ごろから、地中にある構造物の水質調査にあたっていて、作業時は全面マスクやカバーオール(防護服)などをつけていました。

作業員は、放射性物質による身体の汚染はないということです。

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