“新幹線のお医者さん”の引退が発表されました。

 目を見張る黄色のボディが特徴的な「ドクターイエロー」。東海道・山陽新幹線の線路や架線などに異常がないか走行しながら検査する新幹線のお医者さんです。しかし、老朽化を理由に2027年以降をめどに引退することとなりました。

 (街の人)「ドクターイエローは走っていてほしい。幸せを運ぶって言うから見たいけどなかなか見られない電車ですよね」

 新幹線が見えるという滋賀県栗東市。6月13日、記者が粘ってみたものの残念ながら遭遇できませんでした。

 10日に一度ほど、しかもいつ走るかわからないことから“幸せの黄色い新幹線”という異名も。

 知る人ぞ知るスポットになっている道の駅も落胆を隠せません。

 (道の駅アグリの郷栗東 三木茂社長)「びっくりしているんですけれど、残念でしかたがないです。売り上げに大変寄与してもらっているので」

 (街の人)「たまに見つけたらラッキーやなみたいなのがあったので、なくなるというのはちょっと寂しい気持ちではありますね。お疲れさまですという感じですね」

 高速で過ぎ去ってゆく“幸せ”にあと何回巡り合えるでしょうか?

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