被災地の子どもたちにサッカーでエールを送ります。元日本代表の武田修宏さんらが、13日石川県輪島市の高校を訪れ、生徒たちとの交流を楽しみました。

日本サッカー協会では、能登半島地震で被害の大きかった6つの市町と内灘町の全ての幼稚園と小・中・高校を元日本代表選手らが訪問する取り組みを行っています。

武田修宏さんと安田理大さんが門前高校を訪れ、生徒たちとの交流を楽しみました。

武田修宏さん「苦しい時とかそういった時は仲間を大事にして、自分を成長できる時だと思って頑張って下さい」

門前高校3年・下口隼汰さん(生徒会長)「すぐに(仲間が)そろわなかったり、そういう面で友達の大切さって実感できたし、それが今思い出せて、ちょっと良かったなって思います。みんな笑顔だったのでとても楽しかった」

武田修宏さん「本当に元気になってほしいのと、現場に来てみるとまだまだ復興作業がわからない。現場に来て、やっぱり感じて、まだ全然復興してないんだっていうのを伝えるのが僕たちのメッセージなのかなっていう。苦しい時こそそういうのを協力してあげたい」

門前高校では、仮設住宅から通学する生徒はいるものの、例年並みとなった32人の入学者を含め生徒数に大きな変化はないということです。

日本サッカー協会によると、6月中には全ての訪問を終える予定で、被災地の子どもたちに少しでも笑顔を与えたいとしています。

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