2023年12月、長崎県内の女子中学生を北海道の自宅に連れ出したなどとして、未成年者誘拐などの罪に問われている女の初公判が17日、長崎地裁で開かれ、女は起訴内容を全面的に認めました。

未成年者誘拐などの罪に問われているのは、北海道の元学校用務員の25歳の女です。

【資料】長崎地方裁判所

起訴状などによりますと、被告は2023年12月、SNSで知り合った長崎県内に住む当時15歳の女子中学生を北海道の自宅まで連れ出し、3日間、寝泊まりさせるなどしたとされています。

17日、長崎地裁で開かれた初公判で被告は「間違いありません」と起訴内容を認めました。

また被告人質問では「犯罪だと分かっていたが、女子中学生に懇願され連れ帰った」と供述しました。

裁判は17日、結審し、検察側は「被害者の未熟さに付け込んだ悪質な犯行」などとして懲役4年6か月を求刑。

一方、弁護側は「計画性はなく、被告は真摯に反省している」として執行猶予付きの判決を求めました。

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