脱炭素社会の実現に向け、日本財団は二酸化炭素を排出しない「ゼロエミッション船」の運行に成功したと発表しました。
二酸化炭素を排出しない次世代船舶の開発プロジェクトをすすめている日本財団は、総トン数20トン以上の船舶としては日本初となる水素燃料電池船「ＨＡＮＡＲＩＡ（ハナリア）」のゼロエミッション運航に成功しました。
先月、北九州市で実証実験を実施した「ＨＡＮＡＲＩＡ」は、水素燃料電池を活用することで二酸化炭素を一切出さずにおよそ30キロを航行しました。
日本財団は、2050年までに国内船舶の貨物輸送でカーボンニュートラルの実現を目指すためタンカーなど大型船舶で水素エンジンの開発を進めていくということです。
沖縄県も2050年度までに温室効果ガスを実質ゼロにする計画を掲げていて、電気や水素を使用した船舶などの普及を進めていくとしています。
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