JR西日本は、電気設備や軌道設備の定期的な検測を行っている新幹線電気軌道総合試験車・通称「ドクターイエロー」について、2027年以降を目途に検測を終了すると発表しました。

終了の要因は「車両の老朽化」としていて、以降の設備検測については、JR東海が保有する営業用車両に搭載された検測機器で検測を行うことを検討中だということです。

現在運用しているドクターイエロー「T5編成」は2005年に製造され、JR東海が保有する「T4編成」と交互に、約10日に一度の頻度で、東海道・山陽新幹線の電気・軌道設備の検測を行ってきています。

また、JR東海は、新幹線電気軌道総合試験車923形0番代・通称「ドクターイエロー」を老朽化のため、2025年1月に検測走行を終了し、引退すると発表しました。

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