JR東海は「ドクターイエロー」と呼ばれる新幹線の検査車両について老朽化を受けて2025年1月に引退させることを決めたと発表しました。

「新幹線のお医者さん」とも呼ばれる黄色の車体が特徴の「ドクターイエロー」。

およそ10日に1度、線路の歪みや電気関係の設備の状態などを点検する東海道・山陽新幹線の検査用車両で、時刻表に乗っておらず、いつどこを走るか分からないことから、「見ると幸せになる」などと言われ鉄道ファンに親しまれてきました。

ドクターイエローはJR東海とJR西日本が1編成ずつ所有し、JR東海は700系使用のものを2001年から使用してきましたが、老朽化などを受けて2025年1月に引退させることを決めたということです。

今後は「のぞみ」などに使われている「N700S」に専用の機器を設置し、乗客のいる状態で設備点検を行う予定です。

JR東海はこれまで支えて頂いた皆様への感謝の気持ちを込めてイベントの実施や記念グッズの販売などを計画しているとしています。

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