日本一のリンゴの産地・青森県弘前市で12日、幼少期からリンゴ作りの大切さや魅力を知ってもらおうと、小学生の実すぐり体験が行われました。

リンゴの実すぐり体験をしたのは、弘前市立豊田小学校の3年生55人です。12日は、悪戸地区のリンゴ園を訪れ、園主の田村昌司さんからリンゴを収穫するまでの作業について説明を受けた後、一番大きな実を残して、まわりの小さい実を摘み取る「実すぐり」の仕方を教わりました。

児童たちはこのあと、グループに分かれて実際に作業を行ない、直径2~3cm程に育った「ふじ」の実の房を見つけては、次々と大きな実を選び出し、まわりの実をもぎ取っていました。

児童
「実すぐりすれば、ちゃんと大きくなると知りました」

「暑いし、実がたくさんあるので(農家は)大変だと思う」

「育つまでが大変なんだなと思った。甘くておいしいリンゴになってほしい」

弘前市では、小学校を対象にしたリンゴ栽培の体験事業を行っていて、2024年は3つの小学校の約140人の児童が、11月の収穫までリンゴ作りを学習することになっています。

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