町の特産物について理解を深めようと、青森県鰺ヶ沢町の小学生がアスパラガスの収穫を体験しました。その味わいの良さだけではなく、収穫から出荷までの作業は驚きの連続だったようです。

アスパラガスの収穫を体験したのは、鰺ケ沢町立西海小学校の3年生12人と、地域ボランティアです。

児童たちは、長谷川誠さんの畑を訪れ、特殊なハサミを使って出荷基準となる長さ27cmにまで成長したアスパラガスを、1本ずつ丁寧に収穫しました。

このあと、出荷工場を訪れた児童たちは選別の様子などを見学したあと、鮮度を保つために室温を4℃に保った冷蔵庫へ―。そこには別世界が広がっていました。

冷蔵庫に入る児童たち
「ぎゃ~!寒いー!」

出荷までの流れを学んだ児童が学校に戻ると待っていたのは、アスパラガスの料理です。地域ボランティアが腕によりをかけて調理しました。

児童たちは、みずみずしく甘みが強い町の特産品「アスパラガス」を使った料理の味を堪能していました。

児童
「アスパラを(切る長さが)何cmかなど、いろいろな事がわかって楽しかった」

「アスパラを切るところや工場を見て楽しかった」

「暑い所に置かないで、寒い所に置いたほうが良いと学びました」

西海小学校では、これからも地域ボランティアの協力を得ながら地域全体で子どもたちの成長を支援したいとしています。

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