青森県立美術館で屈指の人気を誇っているのが画家・シャガールが描いたバレエ「アレコ」の背景画です。そのアレコが、初演から82年の時を経て2024年、青森で再演されることが決まりました。

バレエ「アレコ」の再演は、青森市出身で2017年にモスクワ国際バレエコンクールで金賞を獲得した世界的なバレエダンサー・大川航矢さんたち関係者が、宮下知事に報告しました。

「アレコ」は、シャガールがかきおろした4枚の背景画を使い、1942年に初演が行われていて、背景画は現在、県立美術館に展示されています。

このほど美術館のアレコホールで、大川さんが主演を務めるバレエ作品「アレコ」が上演されることが決まりました。

大川さんは、アレコの初演から82年、最後に上演されてから56年が経ち、青森で上演できる喜びを宮下知事に語りました。

大川航矢さん
「生まれ育った地で踊れることは本当に喜び。バレエ「アレコ」は自分にとっても挑戦的な作品なのでそういったところも見ていただければと思います」

バレエ「アレコ」は、県立美術館で11月1日~4日まで公演は6回行われ、チケットは8月1日から販売を予定しています。

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