山口県上関町で立地可能性調査が進む使用済み核燃料の中間貯蔵施設について、西哲夫町長は11日、調査の結果、適地と判断されれば、国が地元で計画についての説明会を開く、との認識を示しました。

上関町議会は、一般質問がありました。

原発・中間貯蔵施設に反対の立場 山戸孝議員
「上関町で説明を開くと言えば、国もちゃんと出ますよというようなことを、国は言ってるんでしょうか」
西哲夫 上関町長
「国においてもやはり、中間貯蔵施設の建設適地という調査結果が出ると、地元に入って説明するというような話は聞いている」

西町長は5月、経産省・資源エネルギー庁に対して、町や周辺自治体に説明するよう求めたということです。半年程度かけて活断層の有無などを調べるボーリング調査はことし4月に始まり、結果が出るまでにはまだ時間がかかるとみられ、国による説明は、適地と判断されてからの見通しです。

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