熊本県苓北町では、これから旬を迎える岩ガキの出荷が本格化しています。

苓北町富岡にある福島水産の作業場では、水揚げされたばかりの岩ガキの出荷作業が盛んに行われています。

クリーミーで濃厚な味わいから「海のチーズ」とも呼ばれるこの岩ガキは、熊本県の海域指定を受けている富岡湾の沖合で3年から4年かけて育てたものです。

マガキに比べると4倍から5倍の大きさがあり、毎月1回は大腸菌やノロウイルスなどの検査をしているため、生でも食べられます。

今年のカキは貝が大きくて身太りも良く、身が詰まっているということです。

苓北町では、二つの業者がこの「天草天領岩かき」の生産に取り組んでいて、今年は合わせて50トンの出荷を見込み、8月上旬までに関西方面などに出荷されます。

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