福島県石川町発注の工事の入札をめぐり、収賄の疑いで再逮捕された前町長・塩田金次郎容疑者は、12件の入札で予定価格などを漏らしていたとみられることがわかりました。
11日に送検された石川町の前町長・塩田金次郎容疑者(76)は、町発注の工事の入札で予定価格などを業者に漏らし、謝礼として瓶ビールなどおよそ42万円相当を受け取った疑いが持たれています。
石川町によりますと、塩田容疑者は、初当選した翌年の2019年から去年にかけ、12件の入札で情報を漏らしていたとみられ、そのうち9件を、贈賄の疑いで逮捕された男2人の会社が落札していました。
塩田容疑者はこども園の入札で設計金額を漏らしたなどの罪で10日に起訴されていて、起訴状によりますと、自宅で情報を漏らしたとみられています。
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