間もなく本格的なさくらんぼシーズンを迎えますが、現場では、人手不足が問題となっています。

そうした中、異なる業種が連携し、労働力を支援する取り組みがきょう始まりました。

東根市のさくらんぼ農園で作業しているのは、航空会社、JALの社員6人です。

この取り組みは、さくらんぼシーズンの人手不足を支援しようとJA全農山形と連携して行われているもので、今年で3回目です。


こちらは、客室乗務員で仙台市出身の相澤枝穂さん。

箱詰め作業をしたのはきょうが初めてなのだそう。

日本航空会社東北支社 相澤枝穂さん「農家は手作業でひとつひとつやって大変なんだと思って、スーパーなどで買ったときにありがたみを感じるようになると思った」


今年で3年目の参加となるこちらの方は。

日本航空会社東北支社事業部 高橋秀次 部長「どうすればこのような活動がさらに広がっていくのか考えながらこの作業を終えたあとは提案をしてもらえるような3年目の取り組みにしていきたい」


猫の手も借りたい農家にとって、こうした支援は大助かりのようです。

やまがた鳳凰倶楽部 鈴木克也 代表「さくらんぼは短期集中ですのでそれに対してまかなえるというのは有意義だと思っている。物覚えも速くてすごく助かる」


この取り組みは、今月30日まで行われる予定で、期間中は関東や関西などからJALのグループ会社の社員およそ120人が支援を行うということです。

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