北海道上川町で、火災報知機の点検を装い、高齢者の家から現金などを盗んだ疑いで、男2人が逮捕されました。

上川地方では同様の事件が相次いでいて、警察が関連を調べています。

逮捕されたのは、住所不定無職の横江京亮容疑者(24)と、旭川市の自称・自営業、熊木瞬容疑者(23)です。

2人は5月14日の昼ごろ、火災報知器の点検を装って上川町の80代の女性の家に侵入し、現金5500円が入ったケースを盗んだ疑いが持たれています。

警察によりますと、一方の容疑者が、女性と火災報知機の定期点検などの話をして気をそらせ、その間にもう一方が家の中を物色し、現金を盗みだしました。

調べに対し、2人は容疑を認めているということです。

4月以降、東川町や美瑛町などで似たような手口の窃盗事件が相次いでいましたが、2人の自宅や車からは、ほかにも盗んだとみられる大量の品物が押収されていて、警察は、連続窃盗に関与している疑いもあるとみて調べています。

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