青森県板柳町で議論が紛糾してきた小学校の統合計画に関して、住民投票が行われることになりました。町が計画していた板柳南小学校の改修か、または中学校の隣接地に校舎の新築、この2つを問うことになります。

板柳町議会は7日の定例会で、小学校の統合計画に関する経費1億4300万円あまりを含む今年度の補正予算案などを否決しました。

このあと、統合計画に関する住民投票の条例案が議員発議で提出され、賛成多数で可決されました。

住民投票で示される案の1つ目は、町が現在計画している4つある小学校を1つに統合したさい、板柳南小学校の校舎を改修して使用することです。

2028年4月の開校を目指し、事業費は約31億円と見込まれています。

住民投票で2つ目の案は、板柳中学校に隣接する敷地に校舎を新築するものです。長期間使える新しい校舎を求める声などを受けていて、事業費は約54億円と見込まれています。

住民投票の実施時期などは今後決まり、発表されることになります。

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