県内19市の市長でつくる鹿児島県市長会は7日、ドクターヘリを夜間にも運航できるよう塩田知事に要望しました。
県内19市の市長でつくる県市長会は7日、ドクターヘリの夜間運航など27項目について塩田知事に要望しました。
鹿児島県のドクターヘリは、県立大島病院と鹿児島市立病院に合わせて2機ありますが、夜間は運航していません。そのため、夜間や悪天候の際は自衛隊ヘリや海上保安部が搬送にあたっていて昨年度は91件搬送しました。
しかし、去年1月、海上自衛隊鹿屋航空分遣隊が廃止されて以降は、熊本県や宮崎県の自衛隊に依頼していて、南さつま市長で県市長会の本坊輝雄会長は、「搬送に時間を要する可能性が出ている」として、ドクターヘリが夜間運航できる体制をつくるよう要望しました。
(塩田知事)「費用や人員の確保など情報収集しながら、関係機関の意見も聞いていきたい」
(県市長会会長 本坊輝雄南さつま市長)「ハラハラするようなケースもあったと聞く。子どもを生み育てる環境、離島の地域医療もしっかり支えていかなければと思う」
このほか、国への働きかけを要望した項目では、鹿児島市が計画しているサッカースタジアム整備と西原商会アリーナの改修についても、今回初めて盛り込まれました。
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