北前船が運んだ京文化が今も色濃く残る青森県鰺ヶ沢町で、町に点在する歴史的資源を中学生が学ぶ授業が行われました。
鰺ヶ沢町では、小・中一貫で地元の歴史文化や自然環境などを知る「ふるさと学習」を行っています。
6日は、鰺ケ沢中学校の2年生60人が、グループに分かれて町内に残る北前船の遺産を調査しました。
807年に建立された白八幡宮。北前船が行き交い、華やかで活気に満ちたていた頃、船の安全を祈願していました。また、船の重石として運ばれてきた御影石が、境内の周りを囲む玉垣として奉納されたものなどを見学し、多くの物資が運搬されていたことを学びました。
生徒は
「白八幡宮や(菓子店)山ざきなどを訪ねたが全部に北前船関係や食があったことを学んだ」
「鰺ケ沢には、良い所がいっぱいあるので、生まれて良かったとおもいます」
生徒たちが調査した内容は、5月上旬に町を訪れる人への「旅の提案」として発表する予定です。
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