2024年5月の静岡県知事選挙をめぐり、自民党の片山さつき参議院議員が党の決定に背く「反党行為」をしていたとして、浜松市浜名区の4つの支部が処分を求める上申書を提出したことがわかりました。     

5月26日投開票の静岡県知事選では、鈴木康友知事が自民党推薦の候補を破り、当選しています。この選挙をめぐり、自民党静岡県連の役員を務める片山参院議員が反党行為を行ったとして、浜松市の浜北支部、引佐支部、細江支部、三ケ日支部が連名で党本部に厳正な処分を求めるとした抗議・上申書を6月5日付で、自民党県連に提出したということです。

片山参院議員が鈴木知事に送ったとされる「為書き」(写真左、上申書より)

上申書の中では、片山議員が自民党本部が実施した世論調査の結果を鈴木陣営側に漏えいしたと指摘しているほか、片山議員が鈴木陣営に「為書き」と呼ばれる応援ポスターを送っていたことなどを問題視し、明確な反党行為であると強く抗議し、党本部の厳正な処分を望む、としています。

上申書の取り扱いについては、自民党県連で判断するということです。    

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