今日は令和6年6月6日、「666」の日です。人はなぜ数字が並ぶとテンションが少し上がるのか、6が三つ並ぶと何が起きるのか、調べてきました。

■令和6年6月6日 SNSでは“「6」集め”に熱狂

高柳光希キャスター:
「6」という数字そのものについて見ていきます。辞典で調べると…

【六】(刊行:岩波書店 岩波国語辞典第八版)
物の個数を数える時の、五の次、すなわち5に1を足して得る、数。

という意味なんだそう。また、2人組は「コンビ」、3人組は「トリオ」ですが、6人組は「セクステット」といいます。好きな数字ランキングでは「6」は9位(エクスクリエ調べ)です。

「6」についての理解が深まったところで、6が並ぶとどんなことが起きるのか。まずはSNSでトレンド入りしました。「R6.6.6」がXでトレンド入りをしています。

数字が揃うと、皆さん「もっと6を並べたい」と考えるそうで、こんな人が現れました。

「6月6日6時6分6秒」に写真を撮影。6時5分にアラームをかけ、起きた瞬間に6が揃ってるということで撮影したそう。そして、「6月6日6時6分6秒」に加えて湿度を「66%」に調整して撮影した人も。

さらに、「令和6年6月6日6時6分」に加え、車のメーター走行距離「6万6666キロ」の写真を撮影した人も。この写真を投稿した人はなんと、6月6日生まれ。

■「ゾロ目だと気分が高揚」は世界共通?

そして偶然にも「『6』の方から寄ってきた」というパターンもあります。

令和6年6月6日、体重計に乗ったら66.6キロだったという人。66歳の健康診断が偶然6月6日、採取時間も午前6時。書いていて「6」が揃ってるとびっくりしたそうです。

こんな幸せなパターンもあります。「平成6年6月6日生まれの人が6年付き合った人と令和6年6月6日に結婚」という人もいました。

なぜ数字が並ぶとこんなに嬉しいと思うのか。心理コンサルタントの晴香葉子さんによると「人は同じ数字が並ぶと、縁起の良さと結びつけるため期待感が上がったり、気分が上がります。この考え方は世界でも広く見られる共通の認識です」ということでした。

兵庫県にあるサントリー高砂工場では「オンリーワンを目指す」ということで操業開始を「平成11年11月11日11時11分11秒」にしたということなんです。

スポーツ心理学者(博士) 田中ウルヴェ京さん:
「777」とか何か貴重なイメージはしますよね。でも、年代かもしれませんが「666」は昔ホラー映画で「オーメン」というのがあり、そのイメージで「なんかよくないイメージ」だと思ってました。ただ一方で、並べたくなるって気持ちはすごいわかります。

ホラン千秋キャスター:
私は猫好きなので「ニャンニャンニャンの日」、2月22日22時22分22秒で撮りたくなっちゃいます。

==========
<プロフィール>
田中ウルヴェ京さん
スポーツ心理学者(博士)
五輪メダリスト
慶應義塾大学特任准教授
アスリートの学び場「iMiA(イミア)」主宰

鄭重声明:本文の著作権は原作者に帰属します。記事の転載は情報の伝達のみを目的としており、投資の助言を構成するものではありません。もし侵害行為があれば、すぐにご連絡ください。修正または削除いたします。ありがとうございます。