静岡県湖西市に住む60代の無職の男性が、SNSを通じて複数回にわたり投資話を持ちかけられ、合わせて現金2800万円をだまし取られる詐欺事件がありました。

警察によりますと、男性は2月中旬、SNSを通じて知り合った人物から「投資家の男性からの指導で儲かっている」などと投資を持ちかけられました。男性は2月下旬から5月中旬までの間、投資料と登録料1900万円、加えて5回の手数料900万円を合わせた現金2800万円を、複数の口座に振り込みました。1回の振り込み額は、50万円から320万円にのぼったということです。

持ちかけられた投資では、画面上で利益が出ていることを確認できたことから、男性が引き出そうとすると、さらに手数料を求められたため不審に思い、金融機関に相談。だまされたことに気づいたということです。

警察は捜査を進めるとともに、「SNS上で投資やお金の話が出たら詐欺!」「個人口座へ正規な投資でお金を振り込むことは絶対にありません!」と注意を呼びかけています。

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