全国で高齢ドライバーによる交通事故が相次いでいます。このような中、高齢者による交通事故を未然に防ぐための講習会が、6日金沢市で開かれました。

金沢市で開かれたシニアドライバーズ体験会には、石川県内の65歳以上の高齢者25人が参加しました。

講習会では、車や自転車のシミュレータ体験が行われたほか、自動ブレーキなどの安全装置が備わったセーフティ・サポートカー、通称「サポカー」の試乗会も行われました。

サポカー体験者「かなりのショックでした。ゆっくりだったが止まる時はがくっときた。いいことだと思います。やはり高齢者の事故がね、私も後期高齢者ですから」「事故を聞くので、すべてがこうなれば、本当にいい世の中になる」

石川県生活環境部生活安全課・山下謙太郎課参事「皆さん楽しんでやってもらっているのは非常に嬉しい。万が一のことが起きても事故を防ぐサポカーがあるので、検討していただきたい」

警察によりますと、今年に入り5日までに6人の高齢者が交通事故で亡くなっていて、このうち2人が車を運転中に死亡したということです。

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