今週土曜日・8日に宮城県仙台市で東北絆まつりが開幕します。これにあわせて5日、まつりに出陣する中型ねぶたが現地へ出発しました。

東北絆まつりに出陣する中型ねぶたは、青森市の松原ポンプ場で制作されていて、5日はねぶた師・立田龍宝さんの指示を受けながらスタッフたちがトラックに積み込みをしました。

絆まつりは2023年までに、開催地が東北6県を一巡し、2024年の仙台市から再スタートを切ることになります。

これにあわせて、立田さんは2013年に制作した自らのねぶた師デビュー作の題材、英雄「倭健命(やまとたけるのみこと)」に再び挑戦することにしました。

ねぶた師 立田龍宝さん
「絆まつり再出発の年に、いまの力量で作れる『倭し美わし(やまとしうるわし)』を表現できればということで、作らせていただきました。何よりも笑顔になってほしいし、ねぶたを見て、今年の青森ねぶた祭にもお越しいただければ」

トラックで運ばれたねぶたは、仙台市の絆まつりの会場で次の土曜日・8日に展示が行われたあと、9日には東北を代表する夏祭りとともに中心街を練り歩き、青森の伝統文化の魅力を届けます。

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