自民党派閥の裏金事件を受け党本部の幹部と、青森県連の議員や党員との「車座対話」が開かれました。非公開で行なわれた席上で小渕優子選挙対策委員長は「地方の声をわかっているのか」と厳しい声が上がったことを明らかにしました。

青森市で行われた車座対話には、自民党本部から小渕優子選対委員長たちが出席し、はじめに県連の幹部に謝罪しました。

自民党 小渕優子選挙対策委員長
「国民の皆様からの政治不信を招いてしまいました。執行部の一人として心からお詫びを申し上げます」

その後、自民党青森県連の青年局や女性局などに所属する党員とも意見交換が行われました。

車座対話は、いずれも冒頭あいさつを除いて、報道陣に非公開で行われ、小渕選対委員長は参加者から厳しい声が相次いだと明らかにしました。

自民党 小渕優子選挙対策委員長
「地方で生活する中で物価高や電気代の高騰など、生活をしていく中での苦労が多い。そうしたことを国はわかっているのか。国民の・地方の声をわかっているのかというご指摘があった」

小渕選対委員長は、5日に出た意見を党本部の政治改革に活かしたいとしました。

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