アメリカ軍が太平洋地域で隔年で実施している大規模な演習「バリアント・シールド」。2024年に初めて自衛隊が参加する予定ですが、青森市では反対集会が開かれ「近隣諸国との緊張を高める」と訴えました。

反対集会は社民党県連や平和労組会議、フォーラム青森が共同で主催して約40人が参加しました。

2年に1度開催され、今年10回目を迎える「バリアント・シールド」には、海上自衛隊の八戸航空基地など9都道府県から4000人の自衛隊員が初めて参加します。

これに対して集会では「アメリカと共に戦争する国」に転換するものだと反対を訴えました。

参加者は
「戦争を前提とするこの訓練に参加することで、近隣諸国との緊張を高める」

社民党青森県連 今村 修会長
「アメリカの指示に従って動く日本の国。そこに繋がっていく気がして大変危惧している。周辺の住人に与える影響も大変だ」

自衛隊が参加する「バリアント・シールド」は、6月7日~18日まで。このうち、八戸市では10日以降訓練が行なわれる予定です。

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