6月から電気代やガス料金など値上げりになりました。わたしたちの生活にどのような影響があるのでしょうか?
まずは電気代です。中国電力によりますと、「スマートコース」では標準的な家庭の6月の電気料金は7894円となり、5月に比べ403円の値上がりとなります。さらに7月には8346円で、452円の値上がりとなります。
また広島ガスによると、標準的な家庭の6月のガス料金は6741円で、5月より149円の値上がりとなります。さらに7月には6833円で、92円の値上がりとなると発表がありました。
値上げはインフラだけではありません。一部メーカーのスナック菓子やカップ麺の値上げも発表されています。
ただ、6月から下がるものもあります。それが定額減税です。定額減税は給与収入が2000万円以下の会社員や個人事業主、年金受給者が1人あたり所得税3万円、住民税1万円、合計4万円が減税されます。具体的にみていきます。
例えば、4人家族でうち3人が扶養家族の場合、6月の給与のうち、所得税は3万円×4人分で12万円が減税されます。住民税は1万円×4人分が減税されます。
渕上沙紀 キャスター
「いまだと共働きの家族も多いと思いますけど、差があったりするんですか」
4人家族で共働きの場合はこちらです。例えば、父に扶養家族2人の場合、父の6月の給与のうち、所得税3万円×3人分で9万円が減税されます。住民税は1万円×3人分が減税。母の6月の給与から所得税3万円と住民税が1万円が減税されます。そのため、扶養家族3人の場合も、共働きで扶養家族2人の場合も同じ金額が減税されます。
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