青森県立五所川原農林高校で、情報通信技術を活用した測量技術の出前講座が行われ、生徒たちが最新機器の性能を学びました。
出前講座は、青森県測量設計業協会に加盟する西北五地域の13の企業が行いました。情報通信技術を活用した測量技術の普及と、若手技師の確保を目的にしています。
5日は、環境土木科と森林科学科の3年生が参加し、GPSを使った座標地の測定や3次元スキャナーで土地や建物を立体的に読み取る最新機器の操作を体験しました。
このうち、生徒たちが最も興味を示したのは、ドローンを使った測量方法です。
ドローンからの情報が立体設計図に反映される技術で、業務の効率化が期待されています。
生徒は
「あまり授業で触れることが無かったので、初めて見て楽しかった。(森林科学科)は専門では無いので、わからなかったが説明を聞いて、より一層深く学べました」
測量機器は進歩が著しく、若手技師の確保が急務なため、協会では各地で出前授業を行って測量業界のPRに努めたいとしています。
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