100人を超える架空の従業員の給料を計上するなどして、法人税などあわせて1億円あまりを脱税したとして、東京・江東区の人材派遣会社と社長が東京国税局に刑事告発されました。

東京国税局に刑事告発されたのは、東京・江東区の人材派遣会社「ベストサービス」と越川勝社長(55)です。

関係者によりますと、越川社長は2021年8月までの1年間に100人を超える架空の従業員の給料を計上するなどして、およそ8900万円の所得を隠し、法人税およそ2200万円を脱税した疑いが持たれています。

さらにおととしには確定申告書を提出せず、およそ1億5300万円の所得を隠して、法人税と消費税あわせておよそ7900万円を脱税した疑いがもたれています。

脱税で得た金は、馬券の購入や証券への投資に充てたとみられています。

JNNの取材に対し越川社長は、「修正申告を行い納税もほぼ済ませた。大変申し訳なく思い、心よりお詫び申し上げる」としています。

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